【例文あり】人前式を成功させたい！おふたりらしい誓いの言葉にする秘訣とは

人前式とは結婚を人に誓い、参列者に立会人になってもらうスタイルの結婚式です。

内容・演出・費用など、全て自分達で決められるため、おふたりらしい結婚式を挙げたいみなさまにおすすめの人前式。

結婚を誓う相手も、新郎新婦・両親・友人・ゲスト全員など、おふたりの思いにあわせて決めることができます。

そんなおふたりの思いを言葉で伝える演出が、「誓いの言葉」です。

今までの感謝やこれからの決意など、結婚式で一番伝えたい気持ちを考えてみましょう。

 

 

ここでは、人前式での誓いの言葉の例文を、相手ごとにご紹介します。

誓いの言葉の重要性

誓いの言葉は、ゲストから結婚の承認を受けるために最も大切なセレモニーです。

相手はどんな人なんだろう？
これから2人で幸せになれるのかな？
大切なおふたりに、幸せになってほしい。

そんなゲストの気持ちに応えるのが、誓いの言葉。

誓いの言葉で伝えることは、今までの感謝、これからの決意、結婚を決めた理由など、自由に決められます。

今まで育ててくれた家族、辛いときに支えてくれた友達、そして家族になってくれた新郎新婦。

結婚式の中で、おふたりが１番気持ちを伝えたい相手を、じっくり考えてみてください。

※ここでは、新郎の名前を「まさと」さん、新婦を「りえ」さんにしています。

新郎新婦への誓い

新郎新婦への誓いは、箇条書き、あいうえお作文、プロポーズを再現する方法があります。

 

箇条書きの例

本日、わたしたちふたりは、大切なみなさまの前で結婚の誓いをいたします。

（新郎）

１.りえさんの家族を大切にすることを誓います

２.１日１回　感謝の気持ちを伝えます

3.一生愛し続けることを誓います

（新婦）

１.誕生日や記念日は盛大にお祝いします

２.１日１回 笑顔にすることを誓います

３.一生支え続けることを誓います

（ふたりで）

これからわたしたちは、支えてくださった皆様への感謝の気持ちを大切に、笑顔あふれる素敵な家庭を築いていくことを誓います。

 

あいうえお作文の例

おふたりの名前で、あいうえお作文風の誓いを立てます。

まいにちダイエットします

さかなも頑張って食べます

となりで支え続けることを誓います

りょうりを頑張って勉強します

えがおがあふれる家庭をつくります

 

プロポーズ再現の例

（新郎）

初めて出会ったとき、笑った顔が素敵だなと思ったことを覚えています。

いつも優しくて、周りへの気配りを忘れないりえ。

一緒にいると本当に安心できますが、我慢強いりえに、少し心配になることもありました。

いつも周りを癒している姿や、たまに本音を言ってくれる姿を見て、この子をずっと守っていきたいと思い、結婚を考えるようになりました。

りえ、愛しています。

僕と一緒に、笑顔あふれる家庭をつくってくれますか？

（新婦）

はい、これからもよろしくお願いします。

 

ポイント

おふたりらしさを伝えるために、自分たちの理想の家庭・そのために頑張りたいことを考えましょう。

ユーモアあふれる誓いにしたい場合は、趣味や特技、直したいところなどを具体的に伝えることがおすすめです。

例：お菓子は１日２個までにします　酔っぱらっても廊下で寝ません

 

また、プロポーズ風では、新婦の好きなところや、自分だけに見せてくれる姿、結婚を決めた理由を伝えると、感動的なものになります。

どのパターンの場合も、自分の素直な気持ちを伝えると、内容がぐっと引き締まるので、ぜひ取り入れてみてください。

例：愛しています　一生支え続けます　大切に思っています

 

 

両親への誓い

両親から新郎新婦へ問いかける形がおすすめです。

問いかけの例

（新婦両親から新郎へ）

りえは小さい頃から、言うことをよく聞くしっかりした子でした。お姉ちゃんということもあり、たくさん我慢をさせてきたと思います。そんなりえが、「この人といると安心できる」と言ってまさとさんを連れてきたときは、本当に嬉しかったです。

まさとさん、これからもりえを笑顔にしてくれますか？

（新郎）

はい、毎日笑ってもらいます。

（新郎両親から新婦へ）

まさとは昔から趣味の多い子でした。釣り、バイク、車、サッカー…、将来のお嫁さんのために、どれか１つにした方がいいんじゃない？と言っても聞いてくれませんでした。

りえさんと初めてあった時、「趣味が多くて大変じゃない？」と聞くと、「大丈夫です。まさとさんが楽しそうなので」と言ってくれましたね。

りえさん、これからもまさとの趣味を受け入れてくれますか？

（新婦）

はい、受け入れます。

（新郎両親）

でも、度が過ぎたら教えてくださいね。

（新婦）

そのときはよろしくお願いします。

（新婦両親から新郎へ）

りえは私たちにとって、本当に大切な宝物です。

一生幸せにしてくれることを誓いますか？

（新郎）

はい、誓います。

（新郎両親から新婦へ）

まさとはマイペースな子ですが、りえさんのことを何よりも大切に思っています。

りえさん、ずっと隣にいてくれることを誓いますか？

（新婦）

はい、誓います。

 

ポイント

今まで育ててくれた両親の思いを聞くと、おふたりもゲストも感動すること間違いなしです。

自分の子どもへの思いや、子どもの結婚相手への思い、これから大切にしてほしいことなど、ご両親の素直な気持ちを聞きましょう。

 

友人への誓い

両親への誓いと同じように、友人代表からの問いかけがおすすめです。

 

問いかけの例

（新婦友人）

りえは可愛くてしっかりしていて、私の自慢の親友です。小さい頃から、優しくて穏やかな人と結婚する！と宣言していました。まさとさんと初めて会ったとき、「りえの夢が叶ったんだ」って嬉しくなったことを覚えています。

まさとさん、これからも理想の夫婦でいてくれますか？

（新郎）

はい、約束します。

（新郎友人）

まさとは物静かで、何を考えているか分からない時があります。ですが、りえさんの話をするときは、すごくにやにやしています。りえさんのおかげで、まさとの色んな顔を知る事が出来ました。

りえさん、これからもまさとをにやにやさせてくれますか？

（新婦）

はい、約束します。

 

ポイント

披露宴で友人代表スピーチを予定している場合、内容が被らないようにしましょう。

別の人にお願いしたり、言ってほしい項目を事前に伝えることをおすすめします。

友人からの問いかけは会場が一番盛り上がるので、形式にこだわりすぎず、素直な気持ちを伝えてもらいましょう。

 

誓いの言葉を成功させるために

おふたりらしい誓いの言葉にするために、大切なのは「素直な気持ちを伝える」ことです。

 

今までの感謝や、これからの決意、結婚を決めた理由など、結婚式で一番伝えたいことや、結婚を誓いたい相手をじっくり考えましょう。

 

また、本番はとても緊張すると思いますので、声に出して練習してみてください。

 

ですが、もし言葉が出てこなくなっても焦らずに。

 

緊張して声が震えているところや、噛んでしまって笑っているところにも、おふたりらしさが伝わります。

 

緊張している自分も、上手く気持ちを伝えられた自分も、思いっきり楽しんでくださいね♪